about

木型と100年前のミシンを使用して、伝統的な帽子づくりをしています。 

帽子というのは、身につけるものの中でも微妙なアイテムだなあと思います。
服のように、着なければ外に出られないというものでもないし、靴のように、履かなければ足が傷ついてしまうというものでもない。
生命にかかわるものでもないし、なければないで、代替物はいくらでもあるし。
しかし、人でも道具でも、
そういう役に立つような立たないような、意味の隙間にあるものに興味がある帽子屋です。

 

 

 

Aya kobayashi ~profile~

一橋大学言語社会研究科修士課程修了。
あらい静枝帽子教室にてフランスの伝統的な制帽と装花づくりを学ぶ。趣味はママさんバレーと一輪車。松沼文鳥名義で、ときどき作詞したりなど。